クラブ&メッシの衝突を気に留めず【写真:goal.com】
バルセロナのヘラルド・マルティーノ監督は、クラブ首脳陣とFWリオネル・メッシの衝突を気にも留めていない様子だ。
年俸の問題で衝突が噂されるバルセロナ首脳陣とメッシ。サンドロ・ロセイ会長が「メッシは(レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドを上回る)世界最高の年俸を受け取るべき」と話したかと思えば、ハビエル・ファウス副会長は「6カ月ごとに新契約を締結する理由はない」と発言。対してメッシは、年俸アップを求めていないことを強調しながら「ファウスはサッカーのことを何も知らない。バルサを一企業のように運営したがっているが、そうあるべきではない。バルサは世界最高のクラブで、代表するフロントも最高であるべきだ」とコメントしたとされる。
マルティーノ監督は21日に、リーガエスパニョーラ第17節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われるヘタフェ戦の前日会見に出席。その場でこの話題について質問され、次のように返答している。
「個人的にはチームのプレーだけに集中している。サッカーに関係ない部分に気を取られないように努めているよ。バルセロナの監督として目を向けるべきことは、プレー以外には存在しない」
「そのような情報をすべて理解しているわけではないし、副会長やレオが言ったことも知らない。我々チームは試合だけに集中すべきだ。バルサがメッシ売却を望んでいる? そんな噂は事実ではないよ。彼は年明けに、完璧なコンディションでチームに合流するはずだ」
また、ロセイ会長が合意に至ったことを明かしたMFアンドレス・イニエスタの契約延長に触れている。
「NBAでは、一チームだけでキャリアを終える選手をフランチャイズ・プレーヤーと言う。彼はそう称せる選手となるだろう。契約延長の合意に、我々は満足感を得ている」