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ビルバオ会長、欧州委員の調査に「罰金はない」

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ソシオ制維持にも意欲
ソシオ制維持にも意欲【写真:goal.com】

アスレチック・ビルバオのホス・ウルティア会長は、自治州政府の違法補助を受けているとの疑惑で、欧州連合(EU)がソシオ制のクラブの調査に乗り出したことを意にも介さなかった。

EUのホアキン・アルムニア副委員長は、スペインでソシオ制を維持するレアル・マドリー、バルセロナ、アスレチック・ビルバオ、オサスナの4クラブが、S.A.D.(スポーツ株式会社)の他クラブより税率で優遇されていると指摘している。S.A.D.のクラブの税率が30%であるのにに対して、マドリー、バルセロナ、オサスナが25%、バスク自治州政府の管理下にあるビルバオが21%となっているためだ。

しかし、この件を受けたウルティア会長は、ビルバオが違法行為を一切していないことを主張している。

「公の場で言えることは何もない。正式な通達が、いまだ存在しない状況だからね。副委員長の発言は知っているが、アスレチックは法に従って経営を行ってきた。危惧することは何もない。我々は法の強制することに従ってきたし、今後もそう在り続ける。罰金を受けることはないだろう」

一方で、ソシオ制を維持していく考えも口にした。

「このクラブはすべてのレベルにおいて模範的な存在だ。アスレチックはソシオ、つまりはクラブ会員のものなんだよ。それに疑いの目が向けられるとしたら、このクラブのアイデンティティーを守るために戦っていく」

Goal.com

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