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冬の補強に量より質を重視するベニテス

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2013年にはポジティブな総括
2013年にはポジティブな総括【写真:goal.com】

ナポリのラファエル・ベニテス監督は、冬の移籍市場での補強について、量より質を重視する姿勢を明らかにしている。

1月の移籍市場でのチーム強化に乗り気な姿勢を見せているベニテス監督だが、シーズン途中にチームに加える選手は既存のメンバーを上回るクオリティーを有していなければならないと語る。イタリアメディアが同監督のコメントを伝えた。

「この時期にはどの監督も補強を期待するものだが、冬の移籍市場は難しい。今の選手たちより優れた選手を見つけなければならない。いくつかの目標に近づいてはいるが、様々な要因に左右されることだ。チャンピオンズリーグ(CL)でプレーしたい選手もいれば、ワールドカップに行くために出場機会を増やしたい選手もいる」

「我々が求めているのはクオリティーが高く、自分の役割をうまくこなしつつ、チームに何かプラスのものをもたらしてくれる選手だ。現在のメンバーより劣る選手を4人や5人獲得するよりも、レベルの高い選手を1人獲得した方がいい」

年内最終戦を前に2013年を振り返ったベニテス監督は、ナポリの現状はポジティブなものだと主張している。

「2013年の総括はポジティブでしかあり得ない。あれだけ厳しいCLのグループで12ポイントを獲得したことも含めて、今の位置まで来ることができたのはポジティブなことだ。もちろん、もっと良くすることもできたかもしれない」

「失点が多いって? 重要なのは得点と失点のバランスだ。奪われるゴールが多かったとしても、それ以上のゴールを奪えば…。守備より先に攻撃を考えるものだ。リーグ戦を面白くするためにも良いことだと思う」

首位ユヴェントスを8ポイント差で追うナポリは、21日のセリエA第17節の試合でカリアリと対戦する。

「簡単ではないが、ユヴェントスとローマとの差を縮めたいと思っている。カリアリ戦のメンバーはまだ決めていない。前線には選択肢が多いので、時間をかけて決めたい」

「カリアリでの試合はメンタル面も含めて難しいものになるだろう。バカンスが迫っているからだ。だが、我々は良いトレーニングができているし、自信は十分にある」

Goal.com

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