「チームメートが僕の動きを分かってくれる」【写真:goal.com】
マインツFW岡崎慎司が、ドイツ『キッカー』のインタビューに応じた。マインツでのプレーについて、同選手は良い感覚を持っているようだ。
岡崎は今年夏にシュトゥットガルトからマインツへ移籍し、新天地で活躍している。15試合で6ゴールという数字については、次のように話した。
「シュトゥットガルトでは主に攻撃的なMFとしてプレーし、守備の貢献も求められていました。マインツではFWですね。代表ではサイドでプレーしますが、MFではなくアウトサイドのアタッカーとしてです。マインツでは自信がつき、チームメートが僕の動きを分かり始めています。もちろん、前線でプレーすることで、ゴールとの距離は短くなりました」
マインツでも複数の役割をこなしている。
「外でも、ワントップの下でもやれます。大事なのは、トーマス・トゥヘル監督がチームに対して、僕の長所が自由に前線に飛び出す動きだと伝えてくれたことです。監督が僕をFWとして評価してくれていることが決定的ですね。より多くのチャンスが訪れ、ゴールを決めることができます。守備については、いずれにしてもサポートします。チームメートは、僕がゴール前のどこのスペースに抜け出すか分かってくれて、そこにボールをくれます」
開幕戦でいきなりゴールを決めたが、その後はしばらく得点がなかった。
「シーズン序盤は、コンフェデレーションズカップもあったので、体調が万全ではなかったです。今は大丈夫です。でも、それだけではなく、メンタルにも問題があったかもしれません。最初、マインツではまず自分の仕事をこなそうという気持ちでした。それに、シュトゥットガルトでの経験から、自分はMFだと思ってました。でも、監督がもっと自分の長所を出し、ゴールを脅かす存在になることを求めたので変わりましたね」
トゥヘル監督との意思の疎通は問題ないようだ。
「トレーニングでは通訳がいません。全部ではありませんが、ドイツ語はだいぶ分かります。監督の説明は理解できていますよ、サッカーなので」