クラブは異議 ローマにも処分【写真:goal.com】
週末のリーグ戦で差別チャントがあったとして、インテルとローマがゴール裏スタンドを閉鎖する処分を下された。処分が確定すれば、インテルは次節のミラノダービーでウルトラス不在となる。
発表や報道によると、一部のインテルサポーターは15日のナポリ戦で、ナポリに対する地域差別チャントを歌ったとのこと。インテルはすでに1試合の処分を科されていたが、執行猶予中だった。猶予期間に同じ問題が発生したため、今後のホームゲーム2試合でウルトラスが陣取るゴール裏スタンドが閉鎖されるという。
処分の適用は22日の次節ミラノダービーと、2014年1月13日の第19節キエーヴォ戦。クラブは公式ウェブサイトで、異議を申し立てることを明らかにしている。
一方のローマは、16日のミラン戦でFWマリオ・バロテッリに対する人種差別行為があったとして処分を科された。南側のゴール裏スタンドが次節カターニア戦で、両側ゴール裏スタンドが2014年1月12日のジェノア戦で閉鎖となる。
なお、インテルとローマはそれぞれ5万ユーロの罰金処分も科された。また、ラツィオもリヴォルノDFイブラヒマ・エムバイェへの人種差別行為で1試合の処分を科されたが、1年の執行猶予がつけられている。