解任されたジュキッチを擁護するバレンシアMF【写真:goal.com】
バレンシアMFダニエル・パレホは、16日に解任されたミロスラヴ・ジュキッチ前監督を擁護する姿勢を示している。
バレンシアは、リーガエスパニョーラ第16節終了時点で9位に位置している。チャンピオンズリーグ出場圏との勝ち点差は10ポイントまで広がっており、アマデオ・サルボ会長は指揮官の解任を決断した。
パレホは、成績不振を監督だけの責任にすることはできないと強調した。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。
「このバレンシアの状況は、全員の責任だ。この状況を変えられるのは僕たちだけであり、そのことを自覚している」
「この決断が必要だったかを判断するのは僕たち選手じゃないよ。物事が思うように進まなかったら、最終的に決断を下すのはクラブだ。そして、解任という決定を下した。そのことを評価すべきじゃない。クラブは反応を見せる手段を求めた訳だけれど、僕たちがそこに入っていく必要はない」
後任指揮官は決まっておらず、バレンシア・メスタージャ(Bチーム)のニコ・エステベス監督が暫定で指揮を執ることになっている。
「こういった決断がうまく行くときもあれば、そうでないときもある。新しい監督と一緒に、全員が同じ方向に向かっていくことだ。それが道のりとなる」
「ニコがいるから、彼の指示に従わなければならない。彼の指示を守り、敬意を示し、全員で次の試合の結果を求めないといけない」