「賭け事をやったことはない」【写真:goal.com】
元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は、サッカー賭博・八百長疑惑に関して検察当局の捜査対象とされたことに対して怒りをあらわにし、無実を主張している。
16日夜から17日にかけてイタリアで行われた一斉摘発では、賭博関係者と選手の仲介を行ったとして4人が逮捕されたほか、数名の現役選手や元選手が捜査対象となった。その中に、2012年までミランでプレーしたガットゥーゾ氏も含まれていた。
イタリア『メディアセット』のインタビューに答えたガットゥーゾ氏は、次のように不満を訴えた。
「怒っているし、傷ついている。私は落ち着いているし、すべてを明確にするつもりだ。自分のキャリアに汚点をつくりたいとは思わない。人生の中で賭け事をやったことはない」
2012年にミランを退団したガットゥーゾ氏は、スイスのシオンでのプレーイングマネージャーを経て、今季はセリエBのパレルモで監督を務めたが短期間で解任された。今回の捜査では、同氏がミランに在籍していた際の数試合も含めて、セリエAで約30試合に不正の疑いがかけられている。