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【独占インタビュー】大東和美チェアマンが語る、Jリーグが2ステージ制にしなければならない理由

text by 田中滋 photo by Asuka Kudo / FootballChannel

「日程くんをより精度の高いものに改修しました」

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【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル】

――目指すべき方向性についてはわかりました。それを実現していくための具体策についてはいかがですか?

「個別のリーグ戦の集客は、クラブが今まで以上にしっかりやって頂きたいと思います。それはクラブの問題であり、リーグの問題でもあります。それぞれの試合で観客数を増やすためには、個別に対策を打っていきたい。

 ポストシーズン制の最後の櫓の部分はテレビ放映されますし、どこのスタジアムでやるにしても満杯にしないといけない。その覚悟でやっていかないといけないと思います」

――試合の観客数に関して言うと、注目の集まる試合が平日に開催されてしまう現象が今季も多かったように思います。

「そこは見直さないといけません。今季、浦和とマリノスの対戦が、2試合とも平日になってしまいました。これは土曜開催や休みの日にやるなど、改善していかないといけないと思っています。特に大きなスタジアムでやるときですね」

――“日程くん”を改良するという話も持ち上がっているようですが。

「そうなんですよ。日程くんをより精度の高いものに改修しました。今までは100項目の条件を入れていたものが、200項目入れてもちゃんと日程が組めるようなものにしたいと思っています。

 加えて、夏場の中二日の試合、これはなくさないかんと思っています。これはピッチのコンディションの問題もあるし、選手の健康上の問題もある。プレーのクオリティですね。中二日の試合を外していくことは確認しています」

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