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【独占インタビュー】大東和美チェアマンが語る、Jリーグが2ステージ制にしなければならない理由

text by 田中滋 photo by Asuka Kudo / FootballChannel

「2ステージでやることは決まっています」

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大会方式変更の認知状況

――7割ほどの方をサッカー、Jリーグに向かせたい、ということですね。

「コアな方のご意見、熱心な方のご意見はとても大事です。でも、一方で7割の方を取り込む、関心を持って頂く、テレビを見て頂く、スタジアムに来て頂く。日頃の会話のなかでもJリーグが出てくるようにもっていきたいわけです。

 男女の比率についても06年、08年ころには、55対45くらいで女性の方も45いたんです。しかし、今は男性の割合が60くらいに増えてきている。女性の方が比率として減ってきているところもあるんですよね。そういうところはこれから見ていかないといけないと思います。

 それに、若い人の関心も減ってきている。そういう人たちに我々もPRしていかないかんし、もっともっと発信していかないといけない部分もある。2ステージやポストシーズンだけでなく、Jリーグ自体を知ってもらう努力をしていかないといけないと思っています」

――そうすると、いまの段階で確定しているのはどこまでになりますでしょうか?

「2ステージでやることは決まっています。あとは11月、12月で協議していきますが、スーパーステージ、チャンピオンシップの櫓(やぐら)をどう組むかですね。それとACLに出るクラブの基準、降格の基準、それからあとはそれぞれのステージと年間の順位の賞金の部分を詰めていかなければなりません。

 なんとか年内を目処にやっていきたいと思っていますけどね。みなさんにわかりやすくやろうと思うと、うまく説明しないといけない。そこをわかりやすくできるかどうかは、我々の発信力の問題なので、うまくやっていきたいと思います」

――Jリーグの方向性は定まっているわけですね?

「はい。メディア的にも放送をつけやすい、あるいは協賛して頂きやすい、スポンサーをつけやすいようにやりたいと思っています。お金の部分もしっかりやっていきたいと思っています」

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