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実は開催していたクラブW杯。欧州王者バイエルンを倒すのはまさかのアジア代表!?

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

初出場のクラブにはあのセレソンが大暴れ

 欧州王者バイエルン・ミュンヘンは、今月14日時点でリーグ戦の無敗記録を41に伸ばすなど、現在、名実ともに正解最強の称号がふさわしい。ドイツ新時代を感じさせる筆頭クラブで、アリエン・ロッベン、トーマス・ミュラー、フランク・リベリー、マリオ・ゲッツェらスター選手らも今大会に参加する。

 この世界最強クラブに対抗する筆頭が、1908年のクラブ創設にして今回初めてリベルタドーレス杯を制覇したアトレチコ・ミネイロ。

 注目選手は、あのロナウジーニョ。ロナウジーニョは今夏のコンフェデレーションズ杯のブラジル代表にも招集されず、来年のワールドカップ出場に黄信号が灯ったが、リベルタドーレス杯での活躍によって国内でセレソン復帰の待望論が再燃。

 クラブワールドカップでその雄姿が見届けられる。その他、リベルタドーレス杯で7ゴールを挙げて得点王になった身長189センチのストライカー、ジョーにも注目だ。

 だが、忘れてならないのが広州恒大だ。一回戦でアル・アハリを下し、準決勝でバイエルンと激突する。エウケソン、コンカ、ムリキを中心とした強力攻撃陣は健在し、Jリーグ勢もACLで苦しめられた。欧州で活躍してもおかしくないタレントを揃えるだけに、ジャイアントキリングが起こる可能性はある。

【了】

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