AVB解任で注目の監督人事【写真:goal.com】
トッテナムは16日、アンドレ・ビラス=ボアス前監督の解任を発表した。同日、ティム・シェアウッド、クリス・ラムジー、レス・ファーディナンドの3名が、暫定的にトップチームの指揮を執ることも明かしている。一方で、メディアは後任候補について報じた。
現地メディアは後任候補として複数の名前を挙げている。有力候補と言われているのが、ロシア代表のファビオ・カペッロ監督だ。そのほか、スウォンジー・シティのミカエル・ラウドルップ監督、現テクニカルディレクターのフランコ・バルディーニ氏、元トッテナム監督のグレン・ホドル氏といった名前が浮上している。
夏にアンジ・マハチカラを去ったフース・ヒディンク氏も候補と見られたが、代理人は同氏がブラジル・ワールドカップ(W杯)後にオランダ代表監督に就任するとし、トッテナム行きを否定している。代理人のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。
「(ヒディンク氏が)スパーズに行ったら、私は驚くだろうね。そうなるとは想像できない」
「彼はオランダとサインしたばかりなんだ。そして、最近もW杯でチームを率いてほしいというほかの国からのオファーを断っている。だから、フースがトッテナムに行くという話はどれも真剣にはとらえられないね」
プレミアリーグ前節でリヴァプールに0-5と大敗したトッテナムは、16試合を終えて7位につけている。チームは18日、キャピタル・ワン・カップ準々決勝でウェスト・ハムと対戦する。