パフォーマンスに満足【写真:goal.com】
ローマは16日、セリエA第16節でミランと対戦し、敵地で2-2と引き分けた。ルディ・ガルシア監督は勝ち点1に満足だと話している。一方で、逃げ切れなかったことへの悔しさもうかがわせた。
FWマッティア・デストロのゴールとMFケヴィン・ストロートマンのPKで、2度にわたってリードを手にしたローマだが、食い下がるミランに追いつかれ、連勝のチャンスを逃した。ローマは首位ユヴェントスとの勝ち点差が5に開いている。
それでも、ガルシア監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「ミランとアウェーで勝ち点1は悪くない結果だ。ゴールチャンスをたくさんつくれば、普通は勝てる。残念ながら今日の我々は守備でうまくやれなかった。次はもっと気をつけなければいけない」
「今は次のカターニア戦のことを考えよう。落ち着いて1月のユヴェントス戦に臨むために、必ず勝たなければいけない試合だ。私はプレーに満足している。前半からもっとラストパスをうまくやれたはずだけどね。我々は勝利を目指して戦った。それが、私がチームに望むことだ」
ガルシア監督は負傷から復帰したFWフランチェスコ・トッティをベンチスタートとし、後半途中から起用した。キャプテンの復帰について、指揮官はこのように述べている。
「彼がまだフル出場できる状態じゃないことは分かっていた。デストロも同じだ。だが、フランチェスコが再び戻ってきたのは素晴らしいことだよ。彼がいれば、我々は素晴らしいチームに戻れる」
最後に、ガルシア監督はユーヴェや後を追うナポリを気にせず、目の前の試合に集中すると語った。
「私は前にいるユヴェントスのことも、後ろにいるナポリのことも見ていない。今大事なのは、カターニアとのホームゲームで素晴らしい試合をすることだけだ。それ以外は興味ないよ」