ミランは１６日、セリエA第１６節でローマと対戦し、ホームで２－２と引き分けた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は一定の満足感を見せている。また、１月に加わるMF本田圭佑にも触れた。

ローマに２度先行されたものの、DFクリスティアン・サパタとMFサリー・ムンタリのゴールで追いつき、勝ち点１を挙げたミラン。試合途中に判定への抗議で退席を命じられたアッレグリ監督は、試合後にイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「観客にとって美しい試合だった。我々にとっては少しそうじゃなかったね。前半の我々はプレーをつくることに苦しんだが、後半は良くなってチャンスをつくった」

「（リッカルド・）モントリーヴォのイエローカード？　ジャッジにはこだわらない。退席になったのは残念だが、我々はそれから（同点に追いつき）うまくいった。モントリーヴォのカードは残念だよ。彼は（累積警告で）次節のミラノダービーに出られない」

また、FWアレッサンドロ・マトリを投入してからFWマリオ・バロテッリのプレーが良くなったのではないかと問われると、アッレグリ監督はこのように答えている。

「ストライカーがもう１人いれば、マークを外せるのは普通のことだ。彼が得意とする外からのシュートも打てる。本田が加われば、試合途中からカカーとあわせて４人全員でプレーできるかもしれない。一つの重要な解決策だ」

ミランはCL決勝トーナメント１回戦でアトレティコ・マドリーと対戦することが決まった。アッレグリ監督はアトレティコとの勝負について、このように述べている。

「自信を抱いているよ。アトレティコは素晴らしいことをやっている。リーガで首位だ。でも、まだ２カ月半あるんだよ。我々のコンディションが良くなることもあり得るし、彼らが悪くなるかもしれない。どんなことも起こり得るさ」