「勝つためにサン・シーロへ」【写真:goal.com】
ローマは16日、セリエA第16節でミランと対戦する。ルディ・ガルシア監督はミランの強さを強調しつつ、勝利を目指すと意気込みを示した。
前節フィオレンティーナ戦では5試合ぶりに勝利を取り戻したローマ。敵地での大一番を前に、ガルシア監督は前日会見で次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「勝つためにミラノへ行く。ミランにハイレベルな選手たちがいるのは知ってのとおりだ。強い選手がいなければ、チャンピオンズリーグで先に進むことはできない。だが、我々は勝つためにサン・シーロへ行く。厳しい試合なのは分かっているが、それが我々の目標だ」
ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、FWフランチェスコ・トッティの欠場を望むものの、出場するとの見解を示している。ガルシア監督は同選手の起用について、次のように語った。
「フランチェスコがいれば、我々はより強くなる。だが、まだ100%の状態ではない。どうなるか、様子を見よう」
ガルシア監督は「スクデット」という言葉を発することに慎重だが、その野心はうかがわせている。
「私は誰よりも野心があるんだ。だが、なぜチームにさらにプレッシャーをかけるんだい? 最後にどうなるかを見ようじゃないか。私に言えるのは、最後に優勝候補たちとラストスパートで争わなければいけないということだ。そしてそれは、ユヴェントスとナポリだと思う」
「我々は首位になるために計画を立てていない。だが、できるだけ勝ち点を挙げるために最後まで戦うことは確かだ。そうすれば、首位に立てるかもしれないね」