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白星復活に安堵のラツィオ、会長は「解任する条件がない」

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リヴォルノ戦で7試合ぶりに勝利
リヴォルノ戦で7試合ぶりに勝利【写真:goal.com】

ラツィオは15日、セリエA第16節でリヴォルノと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めた。ウラジミール・ペトコビッチ監督は白星を取り戻したことに安堵している。クラウディオ・ロティート会長は、同監督を解任する「条件」がないと語った。

リーグ戦10試合でわずか1勝と、深刻な不振に陥り、シーズン後のスイス代表指揮官就任が噂されるペトコビッチ監督の進退が騒がれていたラツィオ。同監督は前日会見で、リヴォルノ戦が「ラツィオでのラストゲームになるかもしれない」と話していた。

だが、FWミロスラフ・クローゼが先発に復帰したこの日は、そのクローゼの2ゴールで、10月27日のカリアリ戦以来となる勝ち点3を手にしている。

試合後のペトコビッチ監督のコメントを、イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「もっと大差をつけての勝利に値したが、今日の我々には失うものしかなかったことを忘れてはいけない。我々は怒っている。だが、選手たちが全力を尽くしてくれることに疑いはなかった。最後のフィニッシュでは少し狡猾さが足りないね。私のラストゲーム? 私はそのつもりで毎週戦っている。あと10年残るとしてもね。そうじゃなければ全力は出せない」

「クローゼ? 彼はプラスアルファの存在だ。ゴールだけじゃなく、チームへの貢献という意味で、彼はよくやってくれた。誰がプレーするかに関係なく、我々にとってこの勝利は士気の面で大事だったんだ」

一方、ロティート会長は次のようにコメントしている。

「練習場に3日いて、チームはリスタートするために一つの勝利を必要としていると気づいた。今は、介入し、監督を解任する条件はないと思う」

「このチームは欧州の舞台を目指して戦わなければいけない。今日の試合から変わっていくことを願っている。少し穏やかでなかったが、チームが精神的に解放されたことを願っている。クローゼが圧倒的に優れた選手であることは確かだ。だが、我々が万全の力を発揮できなかったのは、彼がいなかったからだけが理由じゃない」

Goal.com

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