ローマMFダニエレ・デ・ロッシが、セリエA首位を走るユヴェントスに追いつきたいと語った。同選手は、ここまでユーヴェが判定に恵まれたともほのめかしている。

勝ち点３差でユヴェントスを追うローマは、新年初戦でそのユヴェントスと直接対決する。デ・ロッシはクラブの公式チャンネルで、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得という目標を掲げつつ、ユヴェントスにも追いつきたいと語った。イタリア『ANSA通信』が伝えている。

「スタートと今を考えたら、勝利を続ける以外にない。明日がユヴェントス対ナポリだったら、ナポリを応援する。素晴らしいチームであるユーヴェが勝ち点３差なら、後ろから追うチームを振り返ることはない。彼らをとらえたい」

「目標は最初からはっきりしている。チームは満足せずに、CLを狙わなければならない。それができれば、素晴らしいシーズンだったということになるだろう」

「ローマはいくつかPKをもらえなかった。判定でダメにされたとは思っていないけどね。僕らの前にいるチームは逆にラッキーだった。うまくいかなかったときに、有利なエピソードがあったんだ。最後には差引ゼロになるものと言われるよね。僕らは待っているよ…」

また、デ・ロッシは１６日のセリエA第１６節で対戦するミランについて、次のように話している。

「（マリオ・）バロテッリを恐れるか？　僕は（アレッサンドロ・）ネスタや（アンドレア・）ピルロ、カカーがいたミランと対戦してきたんだ。何度もCLに勝った素晴らしいチームだよ。まったく別のミランだった。今のミランは苦しんでいるけど、回復してきている。１カ月前に対戦した場合よりも、ずっと難しくなるだろう」