不振のラツィオは復調なるか【写真:goal.com】
ラツィオは15日、セリエA第16節でリヴォルノと対戦する。不振のチームにあって、進退が騒がれているウラジミール・ペトコビッチ監督は、リヴォルノ戦が最後の試合になるかもしれないと語った。
リーグ戦で6試合白星なし、10試合でわずか1勝と不振のラツィオは、降格圏と勝ち点4差の13位と低迷している。そのため、スイス代表指揮官就任が噂されるペトコビッチ監督の退任が騒がれているところだ。
勝利が求められるリヴォルノ戦を前に、ペトコビッチ監督は会見で次のように話している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
「この試合はラツィオでのラストゲームになるかもしれない。それはすべての試合で同じことだ。私は常に次の試合のことを考えている。それは私の仕事の一部なんだ。リヴォルノ戦はほかと同じで勝ち点3の試合だよ。その3ポイントを何としてでも獲得したい」
「私はこのグループを信じている。団結してこの状況を抜け出せると確信しているよ。我々はもっと楽観的に、そして精神的に落ち着いて試合に臨まなければならない」
夏の補強が失敗だったのではないかという声に対し、ペトコビッチ監督はこのように述べた。
「我々は注意深く選択をしてきた。たくさん不運な偶然もあったんだ。マーケットについて評価するつもりはない。全員がもっとポジティブにならなければいけないよ。チームだけでなく、メディアも含めた外部もね。いつもネガティブなことを探そうとしている」
MFエルナネスは『フェイスブック』でペトコビッチ監督支持を強調しており、FWミロスラフ・クローゼも白星を取り戻すと意気込んでいる。そのクローゼが先発に復帰すると見られるリヴォルノ戦で、ラツィオは久しぶりの勝利を収めることができるだろうか。