ホームで2-1 マドリーとの勝ち点差を5に広げる【写真:goal.com】
14日に行われたリーガエスパニョーラ第16節、バルセロナ対ビジャレアルの一戦は、ホームのバルセロナが2-1で勝利している。この結果、3位レアル・マドリーとの勝ち点差は5にまで広がっている。
今季1部に復帰したばかりながら、現在5位と好調を維持するビジャレアル。序盤は両者ともにボール保持を試みながら、慎重な立ち上がりを見せた。
バルセロナは6分、セットプレーからチャンスをつかむ。ネイマールのCKから、ソングが胸でコントロールしてボレーシュート。しかし、これはポストに嫌われた。
バルセロナは決定機こそつくりだせないものの、ボール保持率を高めて徐々に主導権を握っていく。すると28分、攻め上がってサイドチェンジを受けたJ・アルバが中央にボールを折り返し、これがマリオの手に当たりハンドの判定でPKを獲得。ネイマールがきっちり決めて、先制点を奪取した。
前半はバルセロナにゲームをコントロールされたビジャレアルだったが、後半開始早々に一瞬の隙を突く。48分、トリゲロスのCKにバルトラのマークを振り切ったムサッキオが頭で合わせ、同点弾をもぎ取った。
バルセロナは61分、ソングに代えてシャビを投入。その直後、スルーパスに反応したセスクがGKアセンホと1対1に。しかし、ここはビジャレアル守護神の好守に遭い、得点には至らない。
シャビの存在で中盤が落ち着き始めたバルセロナは、68分に再びビジャレアルを突き放した。セスクのピンポイントパスがビジャレアル守備陣を破り、アレクシスの足元へ。最後はネイマールが押し込み、ネットを揺らした。
バルセロナは終盤にも決定機をつくるも、追加点を奪うことはできず。しかし、最後まで集中した守備で2-1の勝利を手にしている。同日の試合でマドリーがオサスナに引き分けたため、両者の勝ち点差は5に。2位アトレティコ・マドリーは15日、ホームでバレンシアと対戦する。
また、同日に行われたそのほかの試合、グラナダは敵地でラージョ・バジェカーノに2-0と快勝している。グラナダは35分、フラン・リコのゴールで先制。42分にはラージョに退場者が出て、数的優位に。終了間際にリキの得点でダメ押し、アウェーで白星を挙げている。