ロイ・キーン氏の見解を否定【写真:goal.com】
マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、昨シーズン限りで退任したサー・アレックス・ファーガソン前監督が今でもチームに強い影響力を及ぼしているのではないかとの見方を否定している。
かつてファーガソン氏率いるユナイテッドでキャプテンを務めたロイ・キーン氏は先日、監督業を引退したファーガソン氏について、今でも何らかの形で影響力を維持しようとしているとの見解を述べていた。
モイーズ監督はこれを否定し、現在のファーガソン氏との関係について次のように語った。
「サー・アレックスは私にとって助けになってくれているだけだ。助言が必要なことがあれば、彼に電話をすることができる。彼はすごく親切にしてくれているよ」
「彼がチームの周辺に姿を見せることはない。試合には来ているが、今はディレクターなのでそうする資格がある。サー・アレックスとの関係に何も問題はない」
オールド・トラフォードでの試合には観戦に訪れている前監督だが、チームとは一定の距離を保っているとモイーズ監督は主張する。
「もちろん、彼と会うこともある。今はディレクターなんだからね。試合後にはあいさつをするけど、ドレッシングルームにまで来ることはないよ」
「介入してくるディレクターも多いが、アレックスは距離を置いている。必要があれば彼に電話をするが、2週間や3週間に一度とか、そういった程度だ」