APOELに2ー0 ジャクパが1ゴール1アシスト【写真:goal.com】
12日に行われたヨーロッパリーグ・グループF最終節、MF乾貴士が所属するフランクフルトはAPOELとのホームゲームに2ー0で勝利した。乾は先発出場で78分までプレーしている。
すでにグループステージ突破を決めているフランクフルトは、一部主力を外してのスタートとなったが、それでも主導権を握る。左サイドに入った乾も積極的に絡み、チャンスを演出した。
前半から裏のスペースを狙う動きが目立った乾は、後半立ち上がりの47分に決定機を迎える。ハーフウェーライン付近からのロングボールで裏を取った乾は、GKと1対1に。しかし、ファーストタッチがうまくいかず、チャンスを生かせなかった。
0ー0で時間が経過していくと、68分にフランクフルトが先制する。左サイドのジャクパがクロスを入れると、ニアに入った乾を越えたボールにシュレクがヘッド。相手GKの対応にも助けられ、ゴールネットが揺れた。
77分には、1点目をアシストしたジャクパが直接FKを決めて2ー0。フランクフルトは消化試合でも勝利を濃厚とすると、78分には乾が退いた。
試合はこのままのスコアで終了し、フランクフルトが勝ち点を15に伸ばしている。同組のもう1試合では、2位につけていたマッカビ・テルアビブが最下位ボルドーを下して、2位通過となった。
GK川島永嗣が所属するグループCのスタンダール・リエージュは、ホームでエスビャールに1ー3で敗れた。スタンダールはすでに敗退が決定済みで、川島はベンチ入りしていない。