デ・ラウレンティスは未来に向けて確信【写真:goal.com】
ナポリは11日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最終節でアーセナルに2-0と勝利したが、決勝トーナメントに進むことができなかった。だが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は今後への自信をうかがわせている。また、ラファエル・ベニテス監督はナポリで8年続けなければいけないと語った。
ラウンド突破は難しいと見られる中でアーセナル戦に臨んだナポリ。試合前、イタリア『スカイ・スポーツ』で、デ・ラウレンティス会長はこのように話していた。
「ベニテスは来たばかりで、どの選手がいるかも知らなかった。彼には時間を与えるべきだ。(ワルテル・)マッツァーリが我々と4年一緒だったのなら、ベニテスは少なくとも8年はいなければいけない。だから、まだ道のりは長いんだ。常にすべてを急がせるものではないよ。我々よりもずっと予算のあるクラブがCLで敗退したのも見たはずだ。だが、そういうことはある。それがサッカーだ」
ナポリはプレミアリーグで首位に立つアーセナルを下し、勝ち点12でアーセナルやボルシア・ドルトムントと並んだものの、わずか1ゴールの差でグループステージ敗退となった。試合後、デ・ラウレンティス会長は次のようにコメントしている。
「勝ち点12を挙げたことが、CLでの我々の道のりを十分に示している。突破できなかったが、素晴らしいレベルで戦った。ベニテス監督が素晴らしい仕事をしていることを示している。しっかりと狙った補強をすることで、我々は長い道のりを進める。時間をかけて、この素晴らしいグループと一緒に、我々は素晴らしいことができるはずだ」
グループ3位となったナポリは、ヨーロッパリーグ(EL)に回る。
「ELとリーグ戦のどちらを重視? 両方だよ。私のナポリはまだ成長しなければいけないチームなんだ。(GK)ラファエウを見てごらん。(リーグ前節)ウディネーゼ戦ではおどおどしていたが、今日はもうかなり良くなった。ナポリは成長するよ。私はそう確信している」