終盤にスナイデル弾【写真:goal.com】
11日に行われたチャンピオンズリーグ・グループB最終節、ガタラサライ対ユヴェントスの一戦は、1ー0でホームのガラタサライが勝利した。この結果、両者の順位が入れ替わり、ガラタサライが決勝トーナメントに駒を進めた。
10日に開催されたものの、悪天候で途中中断となったこのカードは、翌日の昼に再開された。31分から0ー0の状況でリスタートする。
依然として悪天候が続く中で再開された試合は、懸命の除雪作業があったことがうかがえるピッチでどちらも思うようにボールを扱えない。37分には、ピッチが早くも白くなり始めたため、ボールの色が変えられた。
決勝トーナメントに進むために勝たなければいけないガラタサライは、後半に入ってより前に出る。57分にはドログバが決定機を迎えたが、GKブッフォンの好守に遭った。
国内リーグ戦で鉄壁の守備を誇るユヴェントスは、慌てず相手の攻撃に対処。引き分け以上でベスト16となるイタリア王者は、冷静なプレーを続けて、試合はこう着した。
それでもガラタサライは諦めない。85分、ユヴェントスを奈落の底に突き落とす。ドログバが頭で落としたボールをスナイデルが受け取ると、ペナルティーエリア右からシュート。ボヌッチの股を抜けたボールがゴール左隅に吸い込まれ、ついにガラタサライが待望の先制点を手にした。
立場が入れ替わり、ユヴェントスはすぐさまクアリアレッラを投入。残り時間でゴールを目指す。90分にはボヌッチを下げてジョヴィンコも入り、捨て身の攻撃に出た。
ガラタサライは交代枠を使うなどして時間を使い、試合は1ー0で終了。ガラタサライが歓喜のタイムアップを迎えた。