シャヒンについてはリスクを冒さず【写真:goal.com】
ボルシア・ドルトムントは11日、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でマルセイユと対戦する。決勝トーナメント進出を目指すユルゲン・クロップ監督は、指揮官が交代したマルセイユへの警戒を表した。
激戦のグループFで勝てばベスト16進出を決められるドルトムント。だが勝ち点を落とせば、ナポリ対アーセナルの試合結果次第でグループステージ敗退もあり得る。
ここまで全敗の最下位マルセイユは、先日エリー・ボープ前監督を解任。スポーツディレクターのジョゼ・アニゴ氏が暫定的にチームを率いる。
クロップ監督は前日会見で、次のように話している。UEFAの公式ウェブサイトが伝えた。
「監督交代後のチームと対戦するのは常に難しいものだ。マルセイユがファイトしてくると分かっているよ。彼らは最下位だが、クオリティーのあるチームだ。典型的な最下位のチームではない」
「ただ、我々はとてもポジティブでいるよ。我々にはラウンドを突破する大きなチャンスがあるんだ。そのためにここに来ている。システムを合わせることもできるが、マルセイユのフォーメーションに影響されることはないだろう。リラックスしすぎてはいけない。マルセイユはタフな相手だからだ」
また、ドイツメディアによると、クロップ監督はMFヌリ・シャヒンの起用について明言せず、リスクを冒すことはしないと話している。シャヒンはリーグ前節で右足首のじん帯の部分損傷を負った。
ドルトムントはDFマッツ・フンメルス、DFネヴェン・スボティッチ、DFマルセル・シュメルツァー、MFイルカイ・ギュンドアン、MFスヴェン・ベンダーと、多くの選手を負傷で欠いている。