崖っぷちの大一番に挑むナポリ【写真:goal.com】
ナポリは11日、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でアーセナルと対戦する。ラファエル・ベニテス監督は大一番を前に、決勝トーナメント進出を目指すと意気込みを見せた。
突破を争うボルシア・ドルトムントが最下位マルセイユを下せば、アーセナルに勝っても3ゴールが必要なナポリ。ベニテス監督は前日会見で、次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「ドルトムントの試合経過は、我々だけが知るようにしなければいけない。選手たちへのメッセージは変わらないんだ。我々は先制しなければいけない。そして、必要な2点、3点を挙げなければならない。アーセナルが得点を決めたら、4点だ。だが、我々に失うものはない。自信を持っているよ」
「我々は100%を出さなければいけない。そしてそれをしたら、冷静でなければいけない。サポーターたちが助けてくれると確信している。それは最も重要なことだ」
だが、プレミアリーグで首位に立つアーセナルとの一戦だけに、厳しい試合になるのは明らかだ。
「アーセナルにはクオリティーやカウンターの際のスピードがある。(アーセン・)ヴェンゲル監督のことは知っている。彼はポゼッションが好きだ。だが、我々は攻めなければいけない。とはいえ、バランスを失ってはいけないんだ。我々はプレスをかけ、ボールを回し、トライしなければいけない」
「こういうCLの試合を戦えることを幸せに思っている。こういうグループになってしまったのはアンラッキーだが、我々はとても良い歩みを見せてきた。ラウンド突破は可能だと考えているよ。このレベルでこういう争いができるのは素晴らしい」