ユヴェントス戦で勝利を目指す【写真:goal.com】
ガラタサライは10日、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でユヴェントスと対戦する。勝たなければ敗退となるガラタサライだが、ロベルト・マンチーニ監督は「戦争ではない」と語った。
勝ち点2差の2位ユヴェントスを追うガラタサライは、イタリア王者を下さない限り、決勝トーナメントに進むことができない。だが、トルコのアツいサポーターの後押しは、マンチーニ監督とチームにとって大きなアドバンテージとなるだろう。
一方で、マンチーニ監督は焦ってはいけないともうながしている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、同監督のコメントを伝えた。
「両チームにとって難しい試合だ。おそらく、我々にとってより難しいだろう。勝つしかないからね。そのために全力を尽くす。観客が手を貸してくれるだろう。大事なのは、守備をしっかり保つことだ。失点すれば難しくなるだろう。序盤からあまりオープンになってはいけない。試合は90分あるということを忘れてはいけないよ」
「ユヴェントスは(アンドレア・)ピルロが負傷? 何かしらは失われるだろうね。彼らには代わりとなれる選手たちがいる。すべて優れた選手たちだ。だが、ピルロの不在は響くよ」
一部では、決勝トーナメントに進めるかどうかが、マンチーニ監督の進退にも響くと言われている。だが、同監督はこのように話している。
「私が来て2カ月だ。我々は良くなっているが、少し時間が必要だよ。会長は、敗退しても世界の終りじゃないと言った? インテリジェントな意見だね。これは一つの試合であって、戦争じゃない」
「おそらく、今はユヴェントスの方が我々よりも良いだろう。だが、我々は勝つために全力を尽くす。ユヴェントスやレアル・マドリーがいるグループを勝ち抜けたら、本当に素晴らしいことだろうね」