ユヴェントスは１０日のチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節で、ガラタサライと敵地で対戦する。決勝トーナメント進出が懸かる一戦を前に、アントニオ・コンテ監督はドローを狙うことはしないと話している。

ガラタサライに勝ち点２差をつけているユヴェントスは、ドローでもベスト１６に駒を進めることができる。だが、コンテ監督は試合を前に次のように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「我々がドローを狙うことはない。それは我々の考え方と違う。ガラタサライは強いチームだ。雰囲気はものすごくアツいだろう。だが、我々は勝利を目指す。ガラタサライに敬意を払っているけどね。彼らには強力なオフェンスがある」

「どちらが有利ということはないと思う。互角の状態でのスタートだろう。前回対戦したときから、我々はかなり調子を上げている。だが、注意し、最初から最後まで集中を保たなければならない」

ユヴェントスはMFアンドレア・ピルロを負傷で欠いている。だが、コンテ監督は心配無用だと強調した。

「ピルロの不在を埋めることはできない。だが、それに影響されてはいけないよ。ウディネーゼ戦とボローニャ戦で、我々は彼がいなくてもうまくやれた。ガラタサライ戦でもそうでなければいけない」

「この試合は決定的な一戦だ。だが、そういう試合はこれが初めてではないし、これが最後でもない。我々は自分たちのメンタリティーと考えで試合に臨む。そして、ラウンド突破にふさわしくありたい」