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不振ラツィオ、ペトコビッチは続投を強調

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「スイス代表とはサインしていない」
「スイス代表とはサインしていない」【写真:goal.com】

ラツィオは8日、セリエA第15節でトリノと対戦し、敵地で0-1と敗れた。ウラジミール・ペトコビッチ監督は試合後、続投を強調している。

この10試合で1勝しか挙げることができていないラツィオ。ペトコビッチ監督は以前から、シーズン後にスイス代表指揮官に就任することが内定していると言われているが、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように否定した。

「辞任? 憶測でしかない。去就? 私は誰ともサインしていない。私はまだラツィオの監督だ。スイス代表とはサインしていないし、記事で言われているような(後任)監督など誰も来ていない。昨日も会長と話したが、関係はいつもどおりだ」

勝ち点17で13位とラツィオが不振にあることは変わらない。

「残念ながら、今はチャンスをつくっても決められていない。だが、相手は最初のチャンスで決めている。すべてダメだと思ってはいけない。解決策を見つけるために、全員が団結して立ち上がらなければいけないんだ。チームの努力にとがめるべきところはない。ラストパスやフィニッシュを欠いてはいるがね。我々は強くこの時期を乗り越えようとしなければいけないんだ」

「何が最も困難なのか? ベストコンディションにないんだ。でも、大事なのはいつも結果なんだよ。昨季なら入っていたシュートが今季は決まっていない。我々はもっと成長しなければならない。この時期を抜け出すにはそれしかないんだ」

ラツィオにとって痛手なのは、FWミロスラフ・クローゼの不在だ。肩を痛めている同選手については、負傷が回復しているのにワールドカップを見据えて慎重になっているとの声もある。だが、ペトコビッチ監督はこのように強調した。

「元気なら、起用しているよ。彼はまだ動くときに痛みを感じているんだ。プレーできない状態だった」

Goal.com

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