「ニュルンベルク戦が終わってから状況を検討」【写真:goal.com】
シャルケは7日、ブンデスリーガ第15節でボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)と対戦し、敵地で1-2と敗れた。クラブはイェンス・ケラー監督の即座の解任を否定する一方で、リーグ中断後に状況を検討すると話している。
MFケヴィン=プリンス・ボアテングが倒されて得たPKをFWジェフェルソン・ファルファンが決め、先制点を手にしたシャルケ。だが、7分後に追いつかれると、前半終了間際にDFベネディクト・ヘヴェデスがハンドでPKを献上。逆転を許すとともに、ヘヴェデス退場で数的不利に陥った。
後半も追加点を奪えず、シャルケはそのまま黒星。チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う4位ボルシアMGとの大事な直接対決で敗北という結果に終わった。
シャルケはミッドウィークのDFBポカールでもホッフェンハイムにホームで敗れ、大会敗退。試合後にケラー監督がサポーターに謝罪すると話していた。
ドイツ『ビルト』によると、シャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)は、11日のCLバーゼル戦でもケラー監督が指揮を執ると明言。一方で、「ニュルンベルク戦が終わってから状況を検討する」と、ウィンターブレイクの間に動きがあるかもしれないことをほのめかした。
シャルケはCL前節でステアウア・ブカレストと引き分け、グループEの3位に転落。ホームに勝ち点1差の2位バーゼルを迎える11日のグループステージ最終節で、勝たなければ決勝トーナメントに進出できない。