「ミスからすべてを台無しにしてしまった」【写真:goal.com】
ナポリは7日、セリエA第15節でウディネーゼと対戦し、ホームで3-3と引き分けた。ラファエル・ベニテス監督は勝ちきれなかったことへの不満をあらわにしている。
2点を先行したものの追いつかれ、さらに勝ち越したものの再び同点とされてしまったナポリ。リーグ戦ではここ4試合で1勝しか挙げることができていない。
ベニテス監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。
「我々はセットプレーから2つのミスで2失点した。するべきではないミスをしているから苦しんでいるんだ。もっと気をつけなければいけない。2ゴールを挙げて、試合をコントロールし、問題はなかったんだ。だが、ミスから彼らを試合に戻してしまったんだよ。改善しなければいけない」
ナポリはこれでユヴェントスとの勝ち点差が8に広がってしまった。
「ユヴェントスはリーグ最強のチームだ。2年前からチャンピオンなんだよ。だが、我々も良いリーグ戦を過ごしていると思う。もちろん、我々はもっと勝ち点を挙げることを期待されている。こういう試合で勝てなければ、満足できないのは当然だ。守備のミスですべて台無しにしてしまった」
ナポリは11日のチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節で、アーセナルを相手に決勝トーナメント進出を目指す。厳しい状況に追い込まれているナポリだが…。
「これほど強いチームを相手にどう戦うか? コンパクトになり、守備ではインテンシティーが必要だ。我々は3ゴールを決めなければいけない。どうなるかを見てみよう」