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マドリーがコパ初戦で失態、昨季王者アトレティコは快勝

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セルタはビルバオに先勝
セルタはビルバオに先勝【写真:goal.com】

7日のコパ・デル・レイ4回戦ファーストレグ、レアル・マドリーは敵地ムルタでのオリンピック・シャティバ戦をスコアレスドローで終えた。

昨季コパの出場停止処分を引きずるクリスティアーノ・ロナウド、人口芝でプレーするリスクを回避したシャビ・アロンソ、さらに試合当日に風邪を引いたベイルを招集外としたマドリー。カルバハル、ナチョ、ヘセ、モラタ、カセミロら若手を先発させてこの試合に臨んだものの、シャティバのコンパクトな布陣を前に苦戦を強いられる。イスコ、ディ・マリアら主力選手たちもバイタルエリアでの動きを封じられ、何もできぬまま前半を終えた。

アンチェロッティ監督はハーフタイムにアルベロアに代えてマルセロを投入。57分にはディ・マリアのスルーパスをイスコが鮮やかにトラップするも、シュートの精度を欠く。その後にはモラタ、ヘセも決定機を迎えたが、どちらのフィニッシュもわずかに枠をそれた。

アンチェロッティ監督はイスコ、ディ・マリアをモドリッチ、ベンゼマと交代させて猛攻を仕掛ける。モドリッチを中心にボールを小刻みに回すマドリーはベンゼマらが決定機を得たものの、最後まで物にすることはできず。3000席の仮設スタンド建設によって6000人を収容したムルタのシャティバファンは、大きな歓喜でもって終了のホイッスルを迎えている。

またアトレティコ・マドリーは敵地ナルシス・サラでのサント・アンドレウ戦を4-0で制した。

ナルシス・サラで30戦無敗を貫くパチ・サリーナス監督(フリオ・サリーナス氏の弟)率いるチームと対峙したアトレティコ。アルダ・トゥラン&コケら主力組とオリベル&マンキージョら普段控えの選手たちをバランス良く混ぜ合わせた布陣でアンドレウを圧倒すると、13分にラウール・ガルシア、21分、56分にA・トゥラン、84分に途中出場のビジャと得点を重ねた。クラブ史上3度目となる大会連覇に向けて、絶好のスタートを切った形だ。

バライドスでのセルタ対アスレチック・ビルバオは1-0でセルタが先勝している。

「コパではなく1部残留にプライオリティーを置いている(ルイス・エンリケ監督)」ために多数の主力を温存したセルタと、「コパ優勝は今季最大の希望(バルベルデ監督)」とほぼフルメンバーを起用したビルバオ。しかしながら結果は、意気込みのギャップとは正反対のものとなった。セルタは71分、この日に18歳の誕生日を迎えたサンティ・ミナがグルペギのパスミスを拾い、決勝点を記録している。

そのほか、ヘタフェは敵地モンティリビでのジローナ戦を1-1のドローで終了。15分にティモールの先制点を許したルイス・ガルシア監督のチームだが、37分にシプリアンがバイシクルシュートを決め、アウェーゴールを持ち帰った。またレバンテは敵地ヌエボ・コロンビアーノでのレクレアティボ戦に0-1で敗戦。バレンシアの強豪は90分にルイマンに得点を決められ、セカンドレグで逆転勝利を収める必要が生じている。

Goal.com

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