「別のクラブなら不可能なことだが…」【写真:goal.com】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、苦境に陥ったと見られるプレミアリーグ昨季王者マンチェスター・ユナイテッドについて、今後再び浮上してくる可能性は否定できないと主張している。
低調な序盤戦を乗り切った後、復調の気配を見せつつあったユナイテッドだが、4日に行われた第14節エヴァートン戦にホームで0-1の敗戦。9位に後退し、首位アーセナルには12ポイントの差をつけられている。
だがモウリーニョ監督は、ユナイテッドには決して諦めない文化があると考えているようだ。イギリス複数メディアが同監督のコメントを伝えた。
「これがもし別のクラブの話なら、不可能だと言うだろう。だがマンチェスター・ユナイテッドだとそうは言えない。その理由はチームとしてのポテンシャルや、ユナイテッドというクラブの意味、クラブとしての文化にある」
「決してパニックに陥るクラブではない。世界の終わりが近づいているように感じるようなクラブではない。彼らは落ち着いており、今まで通りに戦って監督をサポートしていく。彼らにはプロジェクトがある。今シーズン勝てなかったとしても、来シーズン勝てることを信じているだろう」
アーセナルに関しては、首位に立つにふさわしい戦いをしていると認めながらも、今後の追い上げはまだ可能だと自信を見せている。
「アーセナルがリードしているのなら、それは彼らがほかの者たちより多くの勝ち点を獲得しているからであり、より良いチームであり、よりミスが少ないからだ」
「彼らがその場所にいるのなら、そこにいる資格があるからだ。だがリーグ戦が終了するのは5月だ。そのときに何が起こっているのかを見ようじゃないか」
アーセナルを4ポイント差で追う2位チェルシーは、7日に行われる第15節の試合でストーク・シティとアウェーで対戦する。