本日迎えるJ1リーグ最終節。
一番の注目は、やはり等々力競技場で行われる川崎フロンターレ対横浜F・マリノスの神奈川ダービーだろう。勝てば9年ぶりとなる優勝が決まるマリノスの動向はいわずもがなだが、5位のフロンターレも、ここで勝てばACL出場権を獲得できる可能性がある。両者ともに譲れない一戦となっている。
思えば、シーズン前半にあたる4月13日のJ1リーグ第6節での対戦では両者の置かれた立場は大きく違っていた。マリノスは開幕5連勝を飾り、一方のフロンターレは3分2敗。そして試合は終盤に決勝弾をあげた横浜Fマリノスが2-1で勝利。開幕戦6戦で未勝利という結果に、フロンターレのサポーターからはめったに飛ばないブーイングが起きていたほどだった。
その試合後のミックスゾーンでのことだ。
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