神がかった順位同士での最終節カード
そして今年のJ1リーグの最終節。
一番の驚きは、優勝とACL出場権のかかった上位6チームが直接対決することになっていたことだ。首位の横浜F・マリノスは5位の川崎フロンターレと、2位のサンフレッチェ広島は3位の鹿島アントラーズと、4位の浦和レッズは6位のセレッソ大阪とそれぞれ対戦するのだ。
実はそれだけではない。
中位の6チームに目を向けてみると、なんともここも直接対決なのである。7位の新潟は10位の名古屋、8位のFC東京は11位の仙台、9位の清水は12位の柏という奇跡だ。となれば、当然下位6チームも自ずとそうなる。
15位の甲府は13位の鳥栖と、16位の湘南は14位の大宮と、17位の磐田は最下位の大分…と、なんと奇跡的に18チームを成績で3グループに分けた順位同士での最終節なのである。
もちろん、この日程は偶然の産物でしかないだろうが、今年も日程くんの神がかった仕事ぶりにJリーグファンは驚くのであった。
【了】