首位を維持してCLへ【写真:goal.com】
6日に行われたセリエA第15節、ボローニャ対ユヴェントスの一戦は、2ー0でアウェーのユヴェントスが勝利した。
首位ユヴェントスは、ピルロを欠きながらも順調な立ち上がり。12分、ペルーゾの浮き球のパスをファーで受けたビダルが、冷静なトラップから右足のシュートを流し込んで、あっさりリードを奪う。
しかし、ボローニャも簡単には屈しなかった。ディアマンティのFKなどが何度かユヴェントスゴールをとらえる。ただ、相手GKブッフォンの牙城を崩せず、リーグ戦6試合連続無失点のゴールをこじ開けられない。
ユヴェントスは36分にヴチニッチがひざに問題を抱えてプレー続行不可能となり、好調ジョレンテが入って折り返した。
後半も同じ展開が続く。主導権を握るのはユヴェントスだったが、2点目を奪えずに試合を決めることに苦しんだ。70分にはベンチスタートのテベスも投入されたが、ユヴェントスはチャンスを生かしきれずに終盤へ。
それでも、最後はしっかりと締めくくった。90分、左からのCKをテベスが蹴ると、ニアのキエッリーニがヘディングで決めて2ー0。時間はかかりながらも、ようやくユヴェントスが勝負を決めた。
ユヴェントスはこれでリーグ戦7試合連続の完封勝利。良い形でチャンピオンズリーグのガラタサライ戦に臨むことになった。