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清武・長谷部存在感も、岡崎弾で初勝利に届かず

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ニュルンベルク対マインツは1ー1
ニュルンベルク対マインツは1ー1【写真:goal.com】

6日に行われたブンデスリーガ第15節、ニュルンベルク対マインツの一戦は、1ー1の引き分けに終わった。ニュルンベルクMF長谷部誠とMF清武弘嗣はいずれもフル出場。清武はアシストを記録した。マインツFW岡崎慎司は78分までのプレーで、1ゴールを挙げた。

強めの雪が降る中で始まったこの試合で、日本人選手は3人とも先発出場した。立ち上がりはニュルンベルクが良いスタートを切る。いまだ白星がなく不振を続けるホームチームは、開始5分に先制した。右サイドからのセットプレーがペナルティーエリア左に流れ、清武が深い位置からクロスを上げると、中央でニルソンがヘッド。コースがやや甘かったものの、DFに当たってGKの反対をつく格好となり、ニュルンベルクがリードを得る。

ニュルンベルクはこれで勢いづいた。ここまで未勝利のチームとは思えないダイナミックな攻撃で何度もチャンスをつくる。長谷部が右サイドから良いクロスを上げるシーンもあり、良い時間帯が続いた。42分には、清武のCKに再びニルソンが頭で合わせたが、これはGKが触ってCKに逃れ、追加点は奪えない。それでも、良い雰囲気で折り返した。

後半もニュルンベルクがプッシュを続ける。55分には、清武のスルーパスにギンチェクが抜け出しGKをかわすと、ペナルティーエリア右の角度のないところからシュート。これは枠をとらえていたが、あと一歩のところで戻ってきたベルにクリアされた。

清武が前を向いてプレーする場面が多く、何度もチャンスを迎えるニュルンベルクは、そろそろ追加点を決めたいところ。しかし、未勝利チームの決定力が、なかなか清武に2つめのアシストをつけさせてくれない。序盤からのハイペースもあり、少しずつ嫌なムードが漂い始めた。

すると75分、マインツは岡崎が少ないチャンスを物にした。パク・チュホのロングボールを裏のスペースで受けた岡崎が、右足で巧みにコントロール。ペナルティーエリア左から左足のシュートを決めて、1ー1とした。

あまり見せ場のなかった岡崎は、大きな仕事をして78分に交代した。

マインツは終盤、岡崎と交代で入ったサリスコビッチが相手GKに対する跳び蹴りまがいのプレーで一発退場。同選手は負傷を抱えて、担架でピッチを去った。いずれにしても交代枠を使い切っていたマインツはアディショナルタイムを10人で戦ったが、どちらも2点目は奪えず、1ー1の引き分けで終了した。

Goal.com

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