チームで核となる選手が増えている
2週間前にはJ2を取り上げたが、今回はJ1の全試合出場選手を紹介。
昨季33節時点での全試合出場選手は21人で、そのままこの21人がシーズン全試合出場を達成した。今季は29人に増え、最終節が出場停止となる大宮の渡邉大剛以外はおそらく出場するので今季は28人が達成するだろう。この増加はチームで核となる選手が増えていることを意味していると言える。
最も該当選手が多いチームはF東京と広島の4人。次に3人の鹿島とC大阪。固定したメンバーで戦えているせいか、上位チームが多い傾向となっている。スタメン出場のみに絞ると広島の4人が最も多く、3バックと最前線の佐藤寿人は常にスタートから出場していた。
フルタイム出場は8人が該当。最終節も退場さえしなければ達成するだろう。ちなみに昨季は7人が達成。広島の水本裕貴はフィールドプレーヤーでは唯一の2年連続での達成となる。
最年長の選手は名古屋のGK楢﨑正剛で37歳。フィールドプレーヤーでは横浜FMの中澤佑二で35歳。中澤はGKを除く掲載選手の中でファウル数が2番目に少ない14回で警告も1回だけ。空中戦勝率リーグNo1などシーズンを通して安定したプレーで横浜FMの守備を支えた。最年少の選手は鹿島の柴崎岳で21歳。昨季も出場31試合、スタメンでは29試合に出場してベストヤングプレーヤー賞を受賞したが、監督が変わった今季もそれを上回る数字を残している。
前線の選手に注目すると、出場時間が最も長かったのはC大阪の柿谷曜一朗で2928分。昨季の1987分と比べて1000分近く長くピッチに立ち、チームの勝利に貢献。日本代表デビューを飾った。
記事提供:Football LAB/データスタジアム
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