古巣に敗れたモイーズ【写真:goal.com】
4日に行われたプレミアリーグ第14節の試合で、エヴァートンはマンチェスター・ユナイテッドにアウェーで1-0の勝利を収めた。エヴァートンDFフィル・ジャギエルカはこの結果を受けて、昨季までエヴァートンを率いていたユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督に向けての思いを口にしている。
2007年にエヴァートンに加入し、モイーズ監督の下で6年間プレーしてきたイングランド代表DFのコメントを、イギリス複数メディアが伝えた。
「デイビッド・モイーズとは長い時間を過ごしたし、強くリスペクトしている。彼には申し訳ない思いだ。夏の移籍について決定を下した人たちは、彼の助けになるようなことをまったくしなかった」
「エヴァートンでは最初からそれほどプレッシャーが強いわけではなかったので、彼はシーズンの中で調子を上げていくことができた。マンチェスター・ユナイテッドではそういうわけにはいかない。最初から全力での戦いが求められるんだ」
いずれにしてもジャギエルカは、今後のモイーズ監督とユナイテッドの再浮上を確信しているようだ。
「ユナイテッドで穏やかに過ごせないことは彼も最初から分かっていたはずだけど、それでも彼にとって素晴らしいチャンスだった。エヴァートンでどれだけすごい仕事をしてきたかという証拠だよ」
「彼はもう一度気を引き締めて、選手たちを正しい方向へと向かわせていくはずだ。彼がマンチェスター・ユナイテッドを本来いるべき場所に引き戻すことは間違いないと思っているよ」