南アW杯で驚異的な的中率で話題となったパウルくん
ワールドカップの予言というニュースで思い出すのが、前回の南アフリカ大会でその驚異的な的中率で大きな話題になったパウルくんだ。
パウルくんとは、人ではなくドイツの水族館で飼育されていたタコ。勝敗予想の仕方は、餌が入ったプラスチック製の2つの容器のうち、一方はドイツ代表の国旗、もう一方は対戦相手の国旗で選んだほうが勝利というシンプルなものだったが、2010年のワールドカップカップ南アフリカ大会では、なんとドイツ代表が行った7試合の勝敗予想を全て的中。
準決勝では、快進撃を見せていたドイツ代表がスペイン代表に敗戦するところまでピタリと的中させたのである。さらに決勝でのスペイン代表対オランダ代表を含め、合計8試合の勝敗を全て的中させるという偉業を達成した。
8戦の勝敗全てを的中できる可能性は1／256(約0.39％)だが、グループリーグの結果は引き分けという可能性もあるため、難易度は非常に高かった。その様子は全世界で話題になったほどだった。
いよいよ来年に控えたワールドカップ。
再びパウルくんのような戦時が現れるのか。それとも冒頭のブラジル占い師予言のように、今回はタコの予想ならぬ、イタコの予想で盛り上がるのかもしれない。
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