最終節までもつれた今年のJ1リーグ優勝争い。最後の最後で、その決着をつけることとなった。
上位6チームの対戦だが、優勝争いという点で可能性を残しているのは3チームのみ。その2カードを紹介したい。
前節で優勝は決まらなかったものの、依然として首位にいるのは勝ち点62の横浜F・マリノスだ。2位以下とは勝ち点差があるため、最終節に勝てば他会場の結果に関係なく優勝が決まる。もっとも主導権を握っている立場にいるのは間違いない。
中村俊輔、中澤佑二、マルキーニョス、ドゥトラなどベテラン中心で戦い続けたトリコロール軍団は、そのキャリアの集大成をここで見せることができるか。
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