フットボールチャンネル

日本代表ベスト16のカギはポッド2にあり。難敵揃うアフリカ勢をどう攻略すべきなのか?

text by 河治良幸 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

不気味な存在のアルジェリア

 北アフリカのアルジェリアはフランスリーグ出身の選手が多く、しっかり中盤を使いながらサイドアタックで崩すスタイルで、大枠としては日本に似通った部分がある。それだけに好守の切り替え、組織としての完成度、パススピードで上回ることができれば、主導権を握った状態で勝ち点3を狙うことができるだろう。

 ただ、フェグリ(バレンシア)など局面の1対1で強さを発揮する選手が攻撃陣に揃い、アンダー世代ではフランス代表としてプレーしながら、祖国を選択した大型ストライカーのベルフォディル(インテル)がチームにフィットすると非常に不気味だ。

 蓋を空けて見たらチリ、エクアドルあるいは欧州のチームが来るかもしれないが、ポッド2がどこになるかはグループリーグの戦いを左右するポイントとして、是非とも注目してほしい。

【了】

関連リンク

日本が“死の組”の可能性あるが、“ラッキーグループ”になることも
英ブックメーカーのオッズから、W杯32か国の本当の実力を読み取る。
ワールドサッカー歴史年表
世界のサッカー応援スタイル

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!