不気味な存在のアルジェリア
北アフリカのアルジェリアはフランスリーグ出身の選手が多く、しっかり中盤を使いながらサイドアタックで崩すスタイルで、大枠としては日本に似通った部分がある。それだけに好守の切り替え、組織としての完成度、パススピードで上回ることができれば、主導権を握った状態で勝ち点3を狙うことができるだろう。
ただ、フェグリ(バレンシア)など局面の1対1で強さを発揮する選手が攻撃陣に揃い、アンダー世代ではフランス代表としてプレーしながら、祖国を選択した大型ストライカーのベルフォディル(インテル)がチームにフィットすると非常に不気味だ。
蓋を空けて見たらチリ、エクアドルあるいは欧州のチームが来るかもしれないが、ポッド2がどこになるかはグループリーグの戦いを左右するポイントとして、是非とも注目してほしい。
【了】
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