ガッリアーニを支持【写真:goal.com】
元ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は、古巣のアドリアーノ・ガッリアーニCEOを支持する一方で、バルバラ・ベルルスコーニ女史に対しては否定的な見解を示している。
クラブ上層部の組織が二転三転しているミランだが、一旦は退任を発表したガッリアーニCEOが留任し、バルバラ女史と2人でCEOを務める状態となった。
協力すべき立場にありながらも険悪な関係に陥っている2人の幹部について、ガットゥーゾ氏はイタリア『ラジオ・ラジオ』で次のようにコメントしている。
「ガッリアーニのような人物は、常にもっとリスペクトされるべきだと思う。バルバラ・ベルルスコーニ? 私としては、サッカーで女性があまりうまくいくとは思えない。申し訳ないが、私はそう考えている」
今季セリエAに関しては、やはり首位に立つ王者ユヴェントスがスクデットの最有力候補だと見ている。
「倒すべきチームはユーヴェだけど、ローマも素晴らしい戦いをしているし、良い勝負になるだろうね。ユーヴェが特に印象的なのは、チームとして信じられないほどまとまっていることだ。前回の試合でも、何が何でもゴールを欲しがっていることがよく分かった」
2012年まで13年間にわたってミランでプレーしたガットゥーゾ氏は、昨季スイスのシオンでプレーイングマネジャーを務め、今季からはセリエBのパレルモを率いたがわずか6試合で解任される結果に終わっている。