アシスタント候補がオファーを明かす【写真:goal.com】
ウラジミール・ペトコビッチ監督の立場が危うくなっていると見られるラツィオの新監督候補に、バーゼルを率いるムラト・ヤキン監督が浮上している。
数日前から噂に上っていたヤキン監督のラツィオ行きだが、現在エジプトのワディ・デグラを率いるハニ・ラムジ監督が、ヤキン監督のアシスタントとしてのオファーを受けたとして具体的な話を明らかにした。
イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、ラムジ監督がエジプトメディアに話したコメントを次のように伝えている。
「イグリ・ターレSD(スポーツディレクター)から、ラツィオでヤキンと一緒に働かないかというオファーを受けた。私はヤキンともターレとも、カイザースラウテルンでプレーしていた頃から良い関係にある。交渉がうまくいくことを願っているよ。セリエAで指揮を執ることを楽しみにしている」
昨年10月からバーゼルを率いるヤキン監督は、スイス・スーパーリーグ優勝を果たすとともに、ヨーロッパリーグ準決勝進出の好成績を収めた。今季も国内リーグで首位に立ち、チャンピオンズリーグでチェルシーに2勝を収めるなどのインパクトを残している。
元エジプト代表DFのラムジ氏は監督としてエジプトの年代別代表を率いたほか、A代表でも監督代行を務めた。昨季はベルギーのリールセで指揮を執り、今年からワディ・デグラを率いている。