だが、今はナポリで集中【写真:goal.com】
ナポリGKホセ・マヌエル・レイナが、噂されるバルセロナ復帰の可能性について語った。同選手は、バルサの関心を喜びつつ、今はナポリで集中していると述べている。
GKビクトール・バルデスが今季で退団予定のバルセロナは、新守護神としてボルシア・メンヒェングラッドバッハGKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンやレイナに関心を示している。
今季、リヴァプールからナポリにレンタル移籍中のレイナは、スペイン『ムンド・デポルティボ』で、移籍の経緯やナポリでの現状について語った。イタリアメディアが伝えている。
「リヴァプールは別のGKを獲得し、監督からレギュラーではないと言われた。(シモン・)ミニョレの方が良いとね。そして、ナポリが僕を求めてくれた。(ラファエル・)ベニテス監督のことは完璧に知っているし、とても面白いプロジェクトだった。チャンピオンズリーグにも出場するし、意欲のある若いチームだ。移籍したいと思ったよ」
「ナポリではとてもうまくいっている。仕事でも家庭の面からも、思っていた以上だよ。ここでとても満足している。スクデット? クラブと街にとっては最高だろうね。でも、セリエA最高のチームであるユヴェントスがいる。彼らはずっと前から一緒にプレーしており、倒すのは難しい。だけど、僕らは最後まで戦うよ。28年もタイトルを獲得していないナポリの人たちを喜ばせるためにね」
一方で、レイナはバルセロナからの関心について、このように述べている。
「僕はナポリで集中しており、ナポリでベストを尽くしたいと思っている。将来のことは、今は関心ないんだ。唯一確かなのは、レンタルが終わればリヴァプールに戻らなければならないということ。それからどうすべきかを決めていこう」
「もちろん、どんな選手にとっても、バルセロナから関心を持たれれば名誉なことだ。刺激になる。バルセロナ復帰はキャリアのサイクルの締めくくり? 僕はバルサでプレーしたことを誇りに思っている。いつか戻りたいと思っているよ。ただ、今は可能性でしかなく、難しいことだ。ビクトールがとてもうまくやっており、彼は全盛期にある。僕は、今は彼がナンバーワンだと思うよ」