「6冠のバルサと比べることはできない」【写真:goal.com】
バルセロナDFジェラール・ピケは、連敗によって強まる周囲からの批判に対して、異論を唱えている。
先月26日、チャンピオンズリーグ・グループH第5節のアヤックス戦で、今季公式戦初黒星を喫したバルサ。さらに、1日に行われたリーガエスパニョーラ第15節、敵地でアスレチック・ビルバオに0-1と敗戦して公式戦2連敗となっている。
ピケは4日、公式会見の場に姿を現した。スペイン代表DFのコメントを、『マルカ』が伝えている。
「試合を追うごとに、僕たちのプレーは良くなっている。自信を持って成長していくことが欠けているね。先に失点してしまったときは、リアクションを見せなければいけない。そこは僕たちが向上しなければならない点だ。アヤックス戦のように、僕たちは浮き沈みのある試合をしてしまう。それは受け入れられないことだ」
「6つのタイトルを勝ち取ったバルサとの比較することはやめよう。すべての面で、負けてしまうよ。3月、4月にすべての大会で勝ち残っていられるかどうか。見てみよう」
ピケは、アヤックス戦とビルバオ戦の敗戦を混同してはならないと主張している。
「失点してから、試合をコントロールできなくなった。だから、周囲の人々はあの試合の最後の20分とアヤックス戦を混同してしまっているんだ。僕たちはそんなに悪くないと思う。ビルバオ戦では、良い感覚があったんだ」
「2つの事故が起きたわけじゃない。アヤックスもビルバオも、とても良いサッカーをするチームなんだ。バルサは、どんな場所でも負けてはいけない。だけど、今はよりうまくやるだけだ。僕たちは深く落ち込んではいない。もう一度立ち上がるために準備しているところだ」
ピケは敬意を欠いた批判には憤りをあらわにしている。
「僕は建設的な批判は好きだ。でも、リスペクトに欠けているところがあるね。この前、アンドレス(・イニエスタ)に対して練習をちゃんとやっているのか質問していたのを聞いた。まるでそれまでやっていなかったようにね」