「僕にとって夢」【写真:goal.com】
ユヴェントスは3日、クラブの公式ウェブサイトで、MFアルトゥーロ・ビダル(26)との契約を2017年まで延長したことを発表した。
ビダルは2011年夏にユヴェントスに移籍。加入1年目から大黒柱となり、スクデットを獲得すると、昨シーズンもチーム最高の15ゴールを挙げるなど連覇に貢献した。今季も緊急事態にセンターバックを務めるなど、アントニオ・コンテ監督にとって欠かせない存在となっている。
レアル・マドリーやバルセロナといった強豪が関心を示しているとも言われていたビダルは、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように喜びを表した。
「ユヴェントスは僕にとって家族のようなもので、ここにあと4年いることができるのはうれしい。ここに残るのは、僕にとって夢なんだ。ユヴェントスはとても強いチームだからね」
「(ビッグクラブからの関心の)噂は僕も耳にしたけど、僕はここで幸せなんだ。妻も家族のみんなもね。それが僕にとっては最も大切なのさ」
ビダルはユヴェントスへ移籍したときのことについても振り返っている。
「代理人の電話で始まった。ユーヴェともう1チームが求めてくれていると聞いたんだ。でも、ユヴェントスと聞いたとき、僕はその話を早く進めるようにと頼んだ。ずっと夢見ていたチームだからだ」
「最初はあまりプレーできなかった。戦術を理解しなければいけなかったし、慣れていなかったからね。でも、パルマ戦で最初にピッチに入ったときに、イタリアサッカーこそが自分にとってうまくいくサッカーだと感じたんだ」