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日本代表戦並に盛り上がった先週末のJリーグ。裏では不名誉な記録が…

J1第33節では二つの記録が生まれた。

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

日本代表戦並に盛り上がった先週末のJリーグ。裏では不名誉な記録が…
優勝が決まるかもしれない大一番ということもありなんと「62,632人」が来場【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 J1第33節では二つの記録が生まれた。

 まずは横浜F・マリノス対アルビレックス新潟が行われた日産スタジアムの観客数。優勝が決まるかもしれない大一番ということもありなんと「62,632人」が来場。

 これは2006年の第34節に埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ対ガンバ大阪戦の62,241人を超えて、歴代J1リーグ戦最多入場者数の記録となった。

 一方、不名誉な記録も生まれている。

 大分銀行ドームでホーム最終戦を迎え、川崎フロンターレに敗戦した大分トリニータだ。

 ロスタイムまではスコアレスで進み、あとわずか数秒だったが耐え切れず。得点ランクトップを走る大久保嘉人にゴールを許し、試合終了直前に痛恨の失点で、0-1での惜敗を喫した。

 そしてこれにより今季はホームゲーム未勝利でシーズンを終えることが確定。これはJリーグ20年の歴史においても初めてのこと。実に不名誉な記録となってしまった。

 試合後にサポーターに挨拶した田坂監督が「すべてにおいてJ1で戦う力が足りなかった」と厳しい表情で話したように、昨年J2プレーオフを勝ち上がって昇格したものの、大分にとっては苦すぎる一年となった。

【了】

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