後任監督はガリードか【写真:goal.com】
ベティスは2日、ペペ・メル監督(50)の解任を発表した。
メル監督は2010年夏に、当時リーガエスパニョーラ2部に所属していた選手時代の古巣、ベティスの指揮官に就任。同シーズンにチームを1部復帰に導くと、翌シーズンには3節を残した段階で残留を達成した。また昨季には7位でシーズンを終え、ヨーロッパリーグ出場権を獲得している。
これらの功績によって今夏に2017年までの長期契約を結んだメル監督だが、今季のリーガでは第15節までを2勝4分け9敗で終え、チームは最下位に位置。第14節のセビージャダービーでは0-4の惨敗を喫し、次試合のラージョ・バジェカーノ戦を2-2で終えたところで、クラブ首脳陣が見切りをつけた。ベティスは公式HPで、次のような声明を発表している。
「レアル・ベティス・バロンピエはスポーツ面でのデリケートな状況、悪い流れを断ち切る必要性を受け、ペペ・メルとの契約を解消する決断を伝えることとなりました。クラブは彼の専心と献身の姿勢に感謝の意を示します。彼と同様に職を離れる2人のアシスタントコーチ、ロベルト・リオス、ダビド・ゴメスへの感謝も伝えさせていただきます」
なおスペインメディアによると、メル監督の後任はビジャレアル、クラブ・ブリュージュなどを率いたフアン・カルロス・ガリードとなる見込みだ。