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独紙評価:センターバック細貝を絶賛

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「どんな状況でも読める目、ずば抜けたジャンプ力」
「どんな状況でも読める目、ずば抜けたジャンプ力」【写真:goal.com】

11月30日に行われたブンデスリーガ第14節で、ヘルタ・ベルリンはホームでアウクスブルクと対戦し、スコアレスドローで試合を終えた。ドイツメディアは、ボランチで試合に入り、前半途中からセンターバックを務めたMF細貝萌を絶賛している。

ヨス・ルフカイ監督のほか、細貝、MFマルセル・ヌジェンク、DFセバスティアン・ランカンプもかつて在籍していたことがあるクラブとの対決。引いて守るアウクスブルクの堅いディフェンスを崩し切れなかったヘルタだが、細貝の起用が話題を呼んでいる。

20分、ランカンプが負傷交代を強いられた。これを受けて、MFペーター・ニーマイヤーが入り、細貝のポジションでプレー。そして、細貝は最終ラインに移っている。慣れないポジションでのプレーだったが、細貝のパフォーマンスはドイツメディアに高く評価された。

チーム平均点が4.08と低かった『ビルト』は、細貝のプレーにチーム最高タイの3をつけている。『キッカー』(チーム平均点3.7)でも最高タイの3だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

採点をしない地元メディアの『ベルリーナ・ツァイトゥング』は、次のような寸評を記している。

「小柄の日本人選手はヘルタ最高のプレーヤーだった。しかも慣れないセンターバックの位置でだ。信じられないほど多くのボールタッチを記録し、(ゲームを)組み立てる能力を発揮している。ピッチ全体をカバーできないのは残念」

また、同じく地元メディアの『ベルリーナ・クリール』は、細貝のセンターバック起用に焦点を置いた記事を掲載している。「どんな状況をも読める目、ずば抜けたジャンプ力を兼ね備え、ヘルタのベストプレーヤーだった」と絶賛しつつ、この一戦でメンバー入りしなかったDFマイク・フランツ、クリストフ・ヤンカー、レヴァン・コビアシヴィリに大きな課題を与えたと続けた。

ホームでの2連戦で得点を挙げられなかったヘルタだが、勝ち点1を獲得して7位に浮上。次節は敵地でブラウンシュヴァイクとの昇格組同士の対戦に臨む。

Goal.com

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