ラツィオ戦で白星を取り戻せるか【写真:goal.com】
ナポリは2日、セリエA第14節でラツィオと対戦する。公式戦3連敗と勢いが止まっているナポリだが、ラファエル・ベニテス監督は長期的な視野が重要だと話している。
セリエでユヴェントス、パルマに連敗し、チャンピオンズリーグでもボルシア・ドルトムントに敗れたナポリ。ベニテス監督は前日会見で、心配はしていないとしつつ、気迫を見せなければいけないと話している。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
「ラツィオ戦は重要な試合だ。だが、リーグ戦はまだ長い。もちろん、我々は満足していないよ。気迫を出して、インテンシティーを見せなければいけない。だが、ドルトムント戦ではリアクションを見られた。これはポジティブな点だ」
ベニテス監督は、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長と密にコンタクトを取っているとし、ナポリは長期的な目で動いていると強調している。
「私は会長とよく話している。就任したとき、我々は一つのプロジェクトを打ち立てたんだ。構造を改善したい。スポーツ選択―を良くして、新たな選手たちを惹きつけたいんだ。ここまでは素晴らしい仕事をしてきた。道のりは長いんだよ」
「プロジェクトには長期的なビジョンがある。勝ち負けだけじゃないことがね。私はナポリに勝者のメンタリティーを植えつけなければいけないんだ。1シーズンだけではなく、毎年勝っていくためにね」