カターニア戦の得点でリーチ【写真:goal.com】
ミランMFカカーは1日のカターニア戦で1得点を記録し、ミランでの通算得点数を99に伸ばした。大台まであと1ゴールとなり、同選手は「楽しみだ」と話している。
2-1とリードして迎えた81分。右サイドを単独突破したカカーは、狭い角度から見事な右足シュートでネットを揺らし、チームの勝利を確実なものとした。公式戦3試合連続ゴールと好調のカカーは、通算100ゴールにリーチをかけている。
ミランはチャンピオンズリーグのセルティック戦に続き、アウェーで公式戦2連勝を飾った。試合後、カカーはイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「アウェーで2連勝。僕らにとって大きなシグナルだ。この試合は少し自信とポジティブさを取り戻させてくれるね」
「100ゴール? あと1点だね。待ち遠しいよ。ピッチでうまくやれれば、いろいろなことを落ち着かせることができる。クラブのことは、僕らにとってあまり関係がなかった。いずれにしても、僕らはピッチでやるべきことをやらなければいけないからだ」
カターニアDFニコラス・スポッリと口論したFWマリオ・バロテッリが、人種差別発言を受けたと見られる件について、バロテッリをなだめていたカカーは、このようにコメントしている。
「僕は耳にしていないけど、彼はとてもナーバスになっていた。それで少し彼を落ち着かせようとしたんだ。今日も彼はゴールを決めた。彼もさらに満足しているし、彼にとっても流れは良くなり始めている」